「妊娠しやすい女性」「妊娠しにくい女性」の違い
妊娠しやすい女性について
皆さんは、「妊娠しやすい女性」を理解していますか?世の中には、不妊で悩まされている女性がたくさんいるので、この辺りを理解しておくのは、将来設計をする上でもとても大事なことなのです。
妊娠しやすい女性とは?
年齢が若い女性
年齢が若い女性は妊娠しやすいです。具体的な年齢を上げると、30代半ばぐらいまでの女性ですね。これぐらいの年齢を境に、女性は「体力の低下」「卵子の質の低下」などが目立つようになるため、だんだん妊娠しにくい体質に傾いていきます。
規則正しい生活を送っている女性
規則正しい生活と妊娠はイメージが結びつかないかもしれませんが、とても大事なことなんです。睡眠や食生活、ストレスなど不規則な生活を送っていると、たとえ年齢が若かったとしても卵子の質が低下するのが早くなります。
夜の夫婦の関係が良好である
夫婦関係が良好であるというのはとても大事なことです。妊娠するためにはセックスしなければいけませんからね。しかし、「仲は良いものの、夜の夫婦関係はすっかり減ってしまった」と言う夫婦が結構います。そのため、夜の夫婦関係を定期的に持つことは妊娠への近道に繋がるのです。
妊娠しにくい女性について
今度は妊娠しにくい女性について焦点を当てていきたいと思います。思い当たる節がたくさんある女性は早めの対策を取った方が良いかもしれません。
妊娠しにくい女性とは?
冷え性である
産婦人科業界では「冷え性は妊娠の敵」という言葉があります。それぐらい、冷え性の女性は妊娠しにくいのです。どうしてかというと、体温が下がるとホルモンバランスが崩れて、卵子の形成に影響が出るからです。だから、冷え性の女性はたとえ夏場であっても肌の露出が多いファッションは避けた方が良いでしょう。
冷たい飲み物やアイスを過剰摂取するのも避けた方が良いです。冷房のきかせすぎにもご注意を。冬は圧倒的に寒くなるので、もっと対策が必要です。くれぐれも露出の多いファッションはしないでください。
毛糸のパンツとか結構おすすめですよ、子宮周りを守ってくれますからね。夏も冬も通して行える対策で言うと、「きちんと湯船に浸かって体を温める」などもおすすめとなっています。
ストレスが多い
ストレスの蓄積はホルモンバランスの乱れを引き起こします。これは、日常生活で感じるストレスだけではなく、 妊活そのものがストレスになる場合も考えられるのです。ですから、時には不妊治療を一旦休憩するのも大事な「妊活」の一つと思っていいでしょう。
不規則な生理周期
不規則な生理周期の女性は、 ホルモンバランスが乱れやすくなるため、卵子の形成に影響が出てきます。また、タイミング法にも影響が出てくるのです。タイミング法と言うのは、妊活を行うときに採用される方法の一つで、「排卵日を予測してセックスする」方法です。安定した生理周期がないと、排卵日を予測するのは不可能です。
流産の経験がある
流産って、一回経験すると癖になりやすいんです。だから、何回も繰り返してしまう女性がいます。そのため、「妊娠はするものの、出産まで結びつかない」と言う女性が多数いるんです。流産を繰り返すと、子宮に傷がつく可能性もあるので、妊娠そのものが遠ざかる可能性も否めません。
妊娠しにくい女性は食生活を変えてみましょう
妊娠しにくい女性は、まずは体作りからしっかり行う必要があります。体作りと言えば、やっぱり食生活です。そこでここからは、妊娠力をアップさせてくれる食材を紹介してみたいと思います。
卵子を若返らせてくれる食べ物
緑黄色野菜全般
ほうれん草、かぼちゃの様な緑黄色野菜には、カロテンと呼ばれる成分が含まれています。このカロテンが卵子に若返りの刺激を与えてくれるのです。
緑茶、ココア、チョコレート
これらの食材には、ポリフェノールが含まれています。ポリフェノールも卵子に若返りの刺激を与えてくれるのです。
大豆、アスパラガス、ホウレン草
これらの食材には、葉酸が多く含まれています。葉酸と言えば、胎児の神経障害リスクを回避させてくれる大切な成分です。妊娠前から卵子にたっぷり凝縮させておかなければなりません。葉酸は火を通すと栄養が減ってしまうので、なるべく生のまま食べるようにしましょう。
ホルモンバランスを整えてくれる食べ物
魚介類、鳥のレバー、カシューナッツ、大豆製品
これらの食材には亜鉛が含まれています。ホルモンの活発化に一役買ってくれます。
魚介類、アーモンド、唐辛子
これらの成分に含まれているのはビタミンEです。これらも、やはり女性ホルモンの活発化を助けてくれます。
冷え性改善に最適な食材
生姜、唐辛子
これらの食材は、食べた途端に体がぽかぽか温まってきます。女性は冷え性が多いですから積極的に摂取しておくべきです。
不妊の原因は女性だけとは限りません!
ここまで説明してきたように、女性は不妊への意識を持たなければいけません。しかし、それは女性だけとは限らないのです。男性側に不妊の原因があり、妊活に励んでいる場合もあります。
男性に考えられる不妊の原因とは?
勃起不全
ペニスが勃起しない状態です。高齢妊活の男性にみられる症状ですが、20代や30代の男性にもみられます。これは、生殖器に原因がある可能性が強いですが、メンタルが原因で勃起しない場合も多いです。
精子が生きていない
ペニスも勃起するし、セックスによる射精もできるのですが、射精された時点で精子が生きていない状況です。これは、目に見えてわかる状況ではないため、気づきにくいのが厄介なところです。
精子の数が少ない
これも目に見えてわかりにくい状況です。見た感じは普通に射精できているのですが、その中に含まれている精子の数が極端に少ない状況です。精子の数が少ないと卵子と出会える確率が低くなるので妊娠しにくくなります。
不妊に陥りたくない男性にはサプリメントがおすすめ
不妊に陥りたくないのであれば、妊活専用のサプリメントを飲みましょう。食生活で栄養を補っても良いのですが、男性は忙しなく働いている傾向があるので、食生活での栄養補給はあまり現実的ではありません。
葉酸サプリメント
葉酸サプリメントは高齢妊活には欠かすことができません。精子の質を高めてくれます。さらに胎児が神経障害を抱える危険性を軽減させてくれるので、自分の子供のために飲んでおきたいサプリメントです
ミトコンドリア サプリメント
元気な精子を作るときに欠かせないのがミトコンドリアです。ミトコンドリアは精子の若返りを実現させてくれます。ミトコンドリアは高齢になると数が減っていくので高齢妊活にはもってこいのアイテムです。
亜鉛サプリメント
セックス力を高めるためのサプリメントです。亜鉛は、セックスミネラルという別名を持っているぐらいセックス力を高めてくれます。勃起不全で悩んでいる男性は、是非とも取り入れたいサプリメントです。精子の数も増えますし精子の運動量もアップします。
マカサプリメント
勃起不全に良く効く成分と言えばマカも外すことができません。ペルー原産の成分で、男性器に刺激を与えることで有名ですね。「最近性欲が落ちてきたな」と感じている男性はぜひ取り入れてみてください。
妊活は必ず夫婦で協力を
ここまで説明してきたように、不妊の原因は女性にも男性にも考えられることです。そのため、妊活を行う場合は必ず夫婦で協力するようにしましょう。